こんにちは。
Universal KIDSのNaokoです。
私たちの子ども達が 将来世界のどこかで活躍している!
そんなことを楽しみに毎日子ども達と向き合っています。
さて、先日 日本から来ていたある親子から質問されました。
親御さんはお子さんの勉強する環境にとても熱心な方で、
お子さんの方も勉強のできる方だったと思います。
質問は
「オーストラリアの大学はどこがいいんですか?」
うーん、日本の感覚できかれると 答えるのがちょっと難しいんですよね
だって日本人はどうしても大学のランクを考えてしまうんですね。
どこの大学が偏差値高いか、、、
就職に有利とか、、
仕方がないです、
そうやって 育ってきましたもん 私達日本人は。
日本にいる学生もそうです。
でも、もしオーストラリアで、または他の国で、大学を探すなら
その考えは捨てた方がいいです。
海外には有名大学はたくさんあります。
いい大学もたくさんあります。
でも 何で有名なの?
どの分野で有名なの?
なぜ?って考えるところからスタートするのがいいかも知れません。
私も日本人的な考えを捨てるのに 随分時間かかりました。
香港とオーストラリアで育った娘とは さんざん議論しました。
ケンカもしました。
オーストラリアの大学は、大学の学部の中のコースごとに希望を出します。
日本より細かく分かれています。
日本より多く、色んなコースがあるんです。
NSW州のHSCの大学紹介サイトや本(UAC Guide)では
前年度の結果から
足切りポイントやランキングは一応出ていますが、
日本と同じように考えない方がいいです。
少し前に世界の大学ランキングというのが
発表されていて、
その中に オーストラリアの大学も2校入っていましたが、
それに影響されない方がいいでしょうね。
これから、大学入試も科目だけでなく
コミュニティサービスや
高校時代の課外活動などが
受験に考慮されてくるようになるようです。
試験のテクニックやアカデミックな結果だけでは
大学に行けないようになるかもしれません。
結局は卒業後、如何に社会で使える人になれるかが重要だというのです。
アメリカのカリフォルニア工科大学のある教授は
学生を選ぶ時 1週間くらい一緒に過ごしたり研究したりして学生を選ぶそうです。
また、アメリカのティールフェローシップという奨学金は、
大学に行かないことが条件で
ベンチャーをやろうとしている人を対象に
口頭面接で審査します。
(「最先端の教育」祥伝社 竹内薫、茂木健一郎著より)
こういうのを知ると、
日本の「いい大学に入る」というのは
日本でしか通用しない、、、ということが分かってきます。
もちろん、日本の大学でも勉強をして
世界に通じる成果を残せば 話は別です。
日本人だって素晴らしい理論を発見し、
研究結果を発表し、
ノーベル賞を取った方もたくさんいますからね。
いずれにしても
親としては頭を柔らか~くして
いろんな事に対応できるようにしておかないと
こどもを変な方向に追いやってしまうかもしれませんね。
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